筑波山の麓より〜雪だるまのラン日記〜

目指せ茨城グランドスラム(水戸、つくば、勝田、古河、かすみがうらでサブ3)

赤羽トライアル フルの部レポ

11月23日に走ってきた『赤羽トライアル フルの部』のレポです。

 

当日は4時半に起床し、のんびりと準備を開始。

 

6時には自宅を出て、電車を乗り継いで赤羽駅へ向かいました。

 

赤羽駅に着いたのが8時前。そこから会場まで歩いて移動。

 

会場に着いたのは8時15分くらい。

 

受付を済ませて準備を進めているとてりさんを発見!

 

どうもお久しぶりです!!約9ヶ月ぶり!?

 

あいかわらずの落ち着いた口調。直前の練習では30キロを@4:09、ハーフを@3:56で走られていたので調子は良さそう。

 

目標は私と同じサブ3なので、ペース配分などの会話をしながら準備を進めました。

 

てりさんの実力は申し分無くて、今日はサブ3を達成しそう。

 

ただ、数日前のエントリーで足の状態を気にされていたので、そこが不安要素だったでしょうか。

 

スタート時間が近づいてきたので、トイレに行ったり、アップをしたり準備を進めました。

 

一通り終わって荷物の場所に戻ると、突然肩をたたかれる。

 

(んん?)

 

振り返ると、まさかの男が立っていた!!

 

え!?Highさん!!

 

日曜日の月例赤羽で素晴らしいタイムで走られていたHighさんが応援に来てくれました。

 

しかもわざわざ応援のために早起きしてくれたとの事。

 

感謝感激です。

 

そして1枚!

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@Highスポーツ 14ドル

 

これはチームアラサーの力を発揮するしかない!

 

Highさんに沢山のパワーを貰い、スタートラインへ。

 

スタート時の気温はすでに18℃。運営スタッフによると日向は20℃を超えているようだ。

 

厳しいレースになることは予想していたが、しっかりと対策はしていたので大丈夫だろう。

 

自分を信じて。

 

そしていざスタート!

 

1キロ〜10キロ

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今日の目標はこれだ!

 

『勇気をもってペースを落とす!』

 

この言葉を胸に刻みスタートする。絶対にキロ4でぶっ込まない。

 

スタートからてりさんと一緒に走り、最初の1キロは4:06。

 

ちょっと速いが、まずまずのペース。

 

荒川の河川敷を2.5キロ進み、そして折り返す。

 

途中にはHighさんがエールをくれる!これほど心強い事はない。

 

徐々にキロ4:10くらいのペースに落ち着く事ができたので、理想的なレース展開。

 

てりさんはどうだ?自分のやや後方か?

 

実力は私なんかよりもずっと上だ。そのうち上がってくるだろう。

 

41:38で10キロを通過。少し貯金を作ったので、11キロからは落ち着いていこう。

 

11キロ〜20キロ

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平日2回のペース走を続けてきた事が良かったのか!?

 

体に刻まれるペース感覚を実感できた区間

 

片道2.5キロの往復なので、追い風区間と向かい風区間があったが、

 

ペースが乱れることなく進むことができる。

 

気温が上がってきて体力が奪われるけど、暑さ対策を何もしなかった訳ではない。

 

この大会はマイボトルを用意する事ができるので、

 

OS-1電解質パウダーを入れた『雪だるスペシャルドリンク』を3本も用意してきたのである。

 

これで暑さ対策による電解質チャージはバッチリだ。

 

ただ、500mlのペットボトルで用意してしまったので、

 

一回このドリンクを取ると、片道2.5キロを持って走らなければならない。

 

ここらへんの検討不足とやらかしは雪だるまクオリティであろう。

 

雪だるスペシャルドリンクを持って走る雪だるま。

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@Highスポーツ 34ユーロ

 

Highさんはずっと応援してくれたので、本当に心強かった。感謝の言葉しかない。

 

てりさんはどうだ?

 

あれ?どこにいっちゃったんだ?てりさんを見失ってしまったぞ、、

 

少し動揺したが、自分の走りに集中していこう。

 

21キロ〜30キロ

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ハーフを超えたあたりで、疲労を感じ始める。

 

暑さと日差しがキツくなってきて、ペースを抑えるというよりも、ペースをキープする事に意識を変えた。

 

25キロ過ぎて、左のふくらはぎがつりそうになってきた。

 

今回は足つり対策としてマグネシウムオイルを用意していたので、

 

立ち止まって、ふくらはぎにオイルを塗って走り出す。

 

このオイル、レース中に使ったのは初めてだったけどめっちゃ効く。

 

『ピクピク』と、つりそうになっている部分に塗ると、

 

ピクピクがあっという間におさまる。

 

これは今後も使っていこう。

 

それにしても暑い、暑いぞ、、

 

暑さにすこぶる弱いので、日差しの強さにジワジワとペースダウンしていく。

 

ウェアは汗でびっちょりだ。ここからどこまで粘れるか。

 

30キロの通過は2:06:35。

 

31キロ〜ゴール

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暑さに敗れて30キロ以降に失速。

 

レースをずっと見守っていてくれたHighさんの熱い応援に応えるも、ペースはキープできず、、

 

とにかく汗をかきまくって、もう体中がカラカラの状態だった。

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@Highスポーツ 900ペソ

 

そしてバテた気持ち悪さから吐き気を誘発。

 

3週間前の柏の葉ラソン(30キロ)と全く同じ症状。

 

ペースを上げようとすると吐き気がひどくなるので、もうのんびり進むしかない。

 

こうなったらジェルも水分も摂取する事ができなくなる。

 

飲んだら気持ち悪さが増すだけだ。

 

ここでこのレースの挑戦は終了。情けないが自分が弱いだけだ。

 

ここからは吐き気をこらえながらゴールを目指す。

 

スライドでエールをくれる方がいたので、その方の力を借りながら着々とゴールに向かう。

(エールに反応できなくてすみませんでした)

 

そしてフィニッシュ。

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レース中はあんなに気持ち悪かったのに、ゴールすると不思議と気持ち悪さが無くなる。

 

そしてゴール後はいつもぐったりして動けなくなるんだけど、今日は体が動く。

 

後半はバテてジョグったからだろうか?

 

気持ち悪さが無かったら、この暑さでももう少し粘れただろうか?

 

そんな事を考えながら、自分のウェアを見てみると衝撃的な光景が。

 

 

ちょっと見苦しい画像になります。

 

 

はい!

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どうやらこのウェアは、白いラインが浮き出るようです。

 

ウェアが今日の激闘を物語っていて自分でビビる。

 

そして股間にも何か付いているが、これは飲み終わったジェルがこびりついた事にしておこう。

 

ゴール後にてりさんと合流。

 

足に痛みが発してしまい、悪化する前に勇気あるDNFの決断。

 

てりさんは来月にもフルのレースがあるので、今日無理して完走するよりも、

 

気持ちを切り替えて来月に合わせた方がいいとの判断。

 

とても冷静な決断、本当に凄い人だと思った。

 

そしてエールを送り続けてくれたHighさんにお礼をしたかったけど、用意があり帰宅されたとの事。

 

次にお会いしたら、水戸納豆1ヶ月分とビールを奢ります。本当にありがとうございました。

 

最後にてりさんと1枚

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@雪だるスポーツ 740000ペリカ

 

そしててりさんと駅まで会話しながら歩き、電車で帰宅。

 

私の赤羽トライアルマラソンはこれにて終了です。

 

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結果は悔しかったけど、次はしっかりリベンジします。

 

目指すは、区切りのレースになるであろう1月末の東京チャレンジマラソン

 

ラストレースになると思うので、結果が出せるように頑張っていきます!

 

以上、終わりです!