NB『FuelCell RC ELITE』レビュー!10キロペース走
ニューバランスのレーシングシューズである『FuelCell RC ELITE』。
このシューズを履いて10キロペース走を行ってきました。
シューズの特徴が分かってきたので簡単にレビューしたいと思います。
まずはペース走の結果から!
ラップ
自分の体感だと1キロ3:55〜4:00の感覚で走っていましたが、
結果的には体感よりも5秒〜10秒速いタイムで走ることができました。
カーボンプレートの反発をしっかり受けていたので、
自分のペース感覚よりも早く走る事ができたのだと思います。
このシューズの特徴ですが、まずはとても軽いです。
私がペース走を行う時はいつもハンゾーRを履いているのですが、
RC Eliteは薄底であるハンゾーRとほとんど変わらない重さです。
なのでペース走やインターバル走でもしっかり履けるシューズになります。
そして先程も少し触れましたが、ミッドソールにはカーボンプレートが入っているので、
カーボンの反発を受けながら走ることができます。
どれくらい効果があるのか、ピッチ数とストライドのデータで比較してみます。
まずはハンゾーR。先週の10キロペース走(キロ3:56)の結果です。
平均ピッチ177spm。平均ストライド1.43m。
そしてRC Eliteを履いた今日の10キロペース走(キロ3:49)の結果。
平均ピッチ177spm。平均ストライド1.48m。
体感的には同じペースで走っていましたし、平均ピッチも同じになりますが、
ストライドが5cm伸びた事によって、1キロあたり5秒程タイムを上げられた事になります。
データで見てもカーボンプレートの恩恵を受けている事が分かりますね。
ここからは走ってみての感覚ですが、
まずは着地ポイントが分かりやすいです。
地面に着地した時、シューズが半自動的に着地ポイントへ導いてくれる感覚があるので、
例えば雑な着地になってしまったとしても、シューズがそれを補ってくれるような感じがあります。
これはFuelCellの特性なのか分かりませんが、シューズ自体がアシストしてくれるような感覚です。
これはハンゾーRにもヴェイパーネクスト%にも無いので走っていて新鮮でした。
あとはダイナライドのグリップですが、足を蹴り出す際につま先部分が地面を捉えるので、
スムーズな蹴り出しを行うことができます。
これはいわゆる『地面を蹴っている』状態とは違う感覚で、
個人的には『最後に足が流れない』感覚だと思います。
このダイナライドはハンゾーRもしくはハンゾーSと同じなので、履いたことのある方なら分かりやすいですね。
最後に推進力については、やはりヴェイパーネクスト%と比べると乏しいです。
ヴェイパーネクスト%はぐんぐん進む感覚がありますが、RC Eliteにはその感覚がありません。
それがあった方がいいのか、それとも無い方がいいのか、個人の好みによって分かれると思いますが、
私は正直、物足りなさを感じました。
総括するとこんな感じです。
ナイキさんの厚底で違和感なく走れるのであれば、そちらを選んだ方が間違いなくいいと思います。
推進力が違うのでRC Eliteよりも速く走れます。
初めて厚底カーボンを試してみたい、もしくはナイキさんの厚底シューズが合わないって方は、
このRC Eliteを履いてみることをオススメします。こちらの方が履きやすいと思います。
以上でFuelCell RC Eliteの簡単なレポは終わりです。
、、、、
って、今日はレポの為に10キロ走ったんですけど、実は自己ベストタイムなんですよ!
シューズの恩恵も受けましたが、タイムを狙って走ればもう少し上げれそうです。
38分カットも見えてきたので、次はタイムを狙って走りたいと思います!
以上、終わりです!