那須登山レポ
メンバーは職場の登山部で男5人だ。
登山部に女性メンバーも欲しいところだが、1泊となると嫌だろうし男性側も気を使うので、男だけってのが丁度良いのかも知れない。
20日の朝は8時に集合。ワンボックスの車1台にメンバー5人と荷物を乗せて出発。
那須までは東北道を使えば早いのだが、運転者はなぜか高速道路を使わない。
下道が好きなのだろうか?いずれにしても運転してもらっているから文句は言えないな。
途中でWILD-1やらコンビニやらに寄って、那須に到着したのは11時過ぎくらいだ。
今回の那須登山のルートはこちら。
黄色が1日目。那須ロープウェイの駐車場に車を停めて、ロープウェイで山頂駅まで行く。
本来であればそこから茶臼岳に登る予定だったのだが、14時くらいから雨予報だったので、宿泊先の三斗小屋温泉まで向かう事にした。
緑は2日目。隠居倉から朝日岳へ向かい、峰の茶屋で休憩。そこから那須ロープウェイの駐車場に戻るルートになった。
さて、那須ロープウェイに乗って山頂駅に到着。ここから登山スタートだ。
那須岳の看板。
しばらくは岩道を歩く。周りに木々が無いため景色が綺麗だ。
残念ながら時間が無くて登れなかった茶臼岳。
次に来た時は登りたい。
所々に案内図が設置されている。予定していたルートから外れてないか、こまめに確認出来るのでありがたい。
しばらく歩くと徐々に山道へと変わっていく。
道幅が狭いので、足元に注意しながら歩く。
大自然に水が流れていると癒やされる。
15時には宿泊先に到着予定だったのだが、14時を過ぎた辺りからパラパラと雨が降り始める。
ずぶ濡れになる前に宿に到着したい所だが、急いで転んだりすると登山どころでは無くなってしまうので、ここは冷静にカッパを着用してマイペースに進む。
そして15時に三斗小屋温泉さんに到着。
山斗小屋温泉には『煙草屋旅館』さんと、『大黒屋旅館』さんの2つの旅館がある。
2年前に訪れた時は煙草屋旅館さんに宿泊したので、今回は大黒屋旅館さんにお世話になることにした。
大黒屋旅館さんの外観はこんな感じだ。いかにも山小屋って感じで風情がある。
(ちなみに外観の写真は2日目の朝に撮った)
チェックインして部屋に案内される。部屋は8畳の和室で綺麗だった。
それからお風呂に入る。大黒屋旅館さんは大浴槽と岩風呂があり、1時間毎に男女が入れ替わる仕組みになっている。
お風呂に入ってさっぱりした後は夕飯である。
質素なご飯だったが、山小屋で食べるご飯としては十分贅沢であろう。
そこからは登山部のメンバーとビールを飲みながら、明日の計画を立てる。
実は今回が初登山のメンバーがいるので、あんまりキツくないコースで行くことになった。
キツいコースで行って、山を嫌いになってしまっては元も子もない。
そんな事を話しているうちに消灯時間の9時になったので、自動的に部屋の電気が消える。
明日も登山を楽しもうと思い、消灯時間と同時に就寝する。
ーーーーーーーー
2日目は6時に起床。朝風呂に入った後に朝食だ。
主菜は温泉たまごか?もう1品何かあると嬉しいと思ったが、夕飯と同様に山小屋って事を考えると十分だ。
荷造りや着替えを済ませ、メンバーと談笑しているうちに8時になってしまったので、慌てて宿を出る。
1泊だけだったが、お世話になった大黒屋旅館さん。また必ず訪れます。ありがとうございました。
さて2日目は隠居倉から朝日岳を目指す。
宿を出発してしばらくは登りだ。
温泉が湧いている。近づくと強烈な硫黄臭だ。
あんまり長居すると体に悪そうなので、そそくさと先を急ぐ。
雨予報だったのに天気がいい。とても気持ちいい登山日和だった。
この山々の絶景を見れただけで来た甲斐がある。
足を踏み外したら怪我だけでは済まなそうな道を気をつけて進む。
そして宿から2時間ほど進んで、ようやく朝日岳に到着。
謎のポーズを決める私。
ちびっこ鳥居があった。可愛かったのでパシャリ。
ここからは山をひたすら下る。峰の茶屋を目指してスタート。
山道はさらに険しくなってきた。チェーンを使って慎重に進む。
かなり急な下りだ。写真を撮るために私だけ先に下ったが、上を見上げると険しくてびっくりした。
そしてようやく峰の茶屋に到着。
写真では分からないが、沢山の登山客で賑わっていた。
ここからは駐車場まで40分〜1時間程度の下りだ。
峰の茶屋からは道のりも穏やかで、スムーズに下る事が出来た。
そして最後にこの石碑が待っていた。
皆様も那須岳を訪れた際は探してみて下さい。
そして無事に駐車場へ到着。1泊2日の登山終了となります。
ーーーーーーーー
さて最初は雨予報でどうなる事やらと思っていた那須登山だったが、雨が降ったのは1日目のちょっとだけで、2日目は終始天候に恵まれた。
初登山だったメンバーも、帰りの車の中で『また登山に行きたい』と言ってくれて、楽しかった様子だった。
メンバー皆が怪我すること無く帰って来れた事、そしてメンバー皆が登山を楽しむ事が出来たので充実した2日間であった。
(筋肉痛は自己責任の範囲だが、、)
次に活動する予定は未定だが、必ず参加したいと思った。
ありがとう那須岳。ありがとう登山部メンバー。
とても楽しい2日間でした。
終わり。